佐倉市の人口は、2011 年の約178,000人がピークです。その後、減少しており、昨年3月末で約172、000人でした。佐倉市の資料によると、人口減少への対処をしなければ2040年には 2019年比で総人口が約 80%(139,000 人)となる見込みです。
人口減少や少子高齢化がこのまま進むと、市税収入の減少による住民サービスの低下、地域コミュニティの衰退といった課題が生じます。つまり、水道料金等が上り、小学校、中学校、お店の数が減り、生活が不便になり、活気が無くなっていくということです。
市の調査によると、40%強の家庭が、佐倉市の現在の子どもの数が、持ちたいと思う子どもの数より少ない理由に「子育てや教育にお金がかかりすぎるから」と答えています。学習塾、予備校、私立の学校等の費用負担は、大きいです。私の子どもの頃(1970年~1980年始め)は、学習塾に通っている子どもは、少数でした。公教育がしっかりしていて、学校での授業だけで、学力がついている子どもが多かったように思います。
公教育の信頼低下が、学習塾、予備校、私立の学校等への依頼につながります。
佐倉市立の小学校、中学校の先生方は難しい採用試験を通り、充実した研修を絶えず受けています。指導力がある教師が、落ち着いて教育に専念できる環境、教師の力を最大限に発揮できる教育環境をつくります。
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