先の大戦(第2次世界大戦)の原因が、保護主義、ブロック経済だったという反省から、自由貿易体制に移りました。例えば、日本人が製造に得意な自動車、テレビ、ビデオデッキといった製品を外国に売り、利益を上げ、代わりに日本国内で作るにはコスト高になる小麦、大豆、牛肉などの食料、日本にはない石油、天然ガス、鉄、アルミニウム等の燃料、原料を外国から買うということです。
この制度は、平和な時はうまく働いていました。しかし、ウクライナとロシアとの戦争の影響で、食料品、その他の物価が高くなっています。年金生活者には、厳しいという声を良く聞きます。高くても買えるのならまだ、いいです。戦争の激化、干ばつ、地震などの天変地異による不作等で食料、燃料が輸入できなくなれば、私たちは困窮します。
佐倉市は、サハラ砂漠のような農業に適さない場所ではありません。佐倉市は農業に、極めて適した地域であるにも関わらず、荒れていく田畑が増えています。佐倉市民が休耕田、休耕畑を利用しやすい制度、農業研修制度を作ることにより、田畑の荒廃を防ぎ、食料の自給率を高めます。また、佐倉市でつくった農作物は学校給食で提供していきます。
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