佐倉は自然が豊かな市です。春には氷河期の生き残りであるカタクリの可憐な花が咲きます。私の住まいユーカリが丘のすぐ近くには、きれいな水でなければ生息できないサワガニがいます。夏にはホタルの大群が乱舞します。
また「東の佐倉、西の長崎」と言う言葉があります。佐倉は江戸時代の末期、蘭学(オランダの知識、技能を修める学問)が盛んな土地として知られていました。多くの人たちが佐倉順天堂で西洋医学を学び、治療が施されました。佐倉順天堂はその後、順天堂大学となり、今も医学教育と医療の実践の歴史を引き継いでいます。「東の佐倉、西の長崎」というのは、当時の蘭学の先進地を示す言葉です。
このような貴重な財産がある「緑と歴史の町」であるのにかかわらず、残念ながら若者が佐倉から流出し、市の人口は減りつつあります。現象の大きな理由の原因は、若者が佐倉市を「ふるさと」と考えている意識が薄いことだと思います。。
どの様にすれば、もっと私たちの市の魅力が増すのか考えています。ふるさと佐倉、もっとワクワク感がある魅力的な町をつくるため、一緒にやっていきましょう。
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